祈りにもどる!
- 8月6日
- 読了時間: 4分
普段会社では主にイラスト時々アニメーションの業務をしている。それとは別にご依頼を頂いて絵を描いている。ふたつのお仕事の区別をなくせたらもっと表現も技法も自由度が上がって突き抜けるだろうなと思いつつ、何となくそんなことしちゃいけないんじゃないかって感じてたの。それがいよいよ統合されそうな風向きの一週間でした。
NEW WAVE
株式会社artkakeさんが主催し、愛知芸大、松坂屋名古屋店の協力のもと開催される若手アーティスト育成プログラム「artkake new wave —アーティストとして生きるために—」
今年1月に開催された第一回に続き、第二回が8/9から開講。
おかげさまで、その二期生としてZENも参加させて頂くことになっております。ドキドキ楽しみ。
ほんで、このお勉強を会社でやってることと紐付ける(こじつける)かどうか結構悩んだ。
紐付けるっていっても「勉強してきまーす」「こんなこと学びましたー」「活かしまーす」って報告するくらいのことなんだが(自費なんだが)、勉強時間を確保するのも躊躇するほどには業務に追われている。
今の職場に参戦した当初は目標地点から遠く離れてしまったものだと嘆いていた。知らない世界を見るために変な会社に入ったのだから当たり前だ。でも仕事に絵が入ってきたために徐々に軌道修正されて、最終的に行き着くだろう場所ににじり寄っている。このまま元の軌道に合流し、職場での働きと命の存在意義が一致していくことになるだろうと予想している。
軌道修正中に世俗的な層で起きうるのが、己のスピリチュアリズムと弊社イズムの間に作っている防御壁を急に取り払っていく流れだ。この氣圧の差に、混ぜ返す過程に、あたちのぷるぷるハートは耐えられるのか!?ってとこがネックになる。
やはり3年以上勤続してる先輩たちを見ていると、この防御壁をどこかのタイミングで壊すか壊されるかした経験があるようだ。先輩と大喧嘩して仲直りとか社内恋愛禁止ルールを突破するほどの愛の力とか、みんなドラマがあるようだ。逆に2~3年の間に壊さなかったらそこから先は無意識で増築していく建前をコントロールできなくなっていく。仕事をしている時間が一番長いのだから、本音には早いこと向き合っていた方がいい。それが今なんじゃないかい。
淡々と たのしく乗ろうよ new wave
というようなことを3時間くらい考えて、結局上司に言ってみた。
「いいじゃん」
とのことだ。

今週やったこと
GoProを買った!
Vlog撮りたいんだ!
営業職じゃないから、考えてることをつらつらと話す機会って自分で用意しないと訪れない。自分にカメラを回しつつ、制作しながら感じてることを垂れ流して喋ってみようとしている。深層のやつが出てくるといいなー。artkake new waveで最終的にプレゼンをする時に役に立ちそう。
カオマンガイを食べた。
私はパクチーをだいすきらしいと知れた。シンガポールのチキンライスやラクサやベトナムのフォーなんかがだいすきで、それらが共通して持っている、チキンのお出汁の背後から演出されるレモングラスように爽やかででもコクのある後光みたいなやつ、あれの正体がパクチーだったことに氣づいたのです。「おめ、お前やったんか!!」パクチーだけ単体で口に入れてみた時の衝撃、頭の中で全てが繋がった快感。一度しか味わえないやつだった。記憶を消してもう一度見たい映画ってこういうことなんですね。
久々の太鼓練習。
一ヶ月ぶりに防音扉を開けるとレアキャラの登場に教室がざわついた。
今年、和太鼓を始めてから20年が経つんですわ。驚き。
今通っているお教室はなんだかとっても空氣が柔らかくて凛としていてすごいんだよ。まず持ち曲がクラスの性格を表してる。全部の曲に笛が入ってて、横笛の息遣いをみんなで聞きながら歌えるように構成されている。だから太鼓がちゃんと歌だし祈りなの。
他のお教室も、バチの揃った高速超絶技巧だったり筋骨隆々のド迫力パフォーマンスだったり、いろんな特色があるんだけれども、私が選んだクラスはころころ楽しそうに遊び回るお狐ちゃんたちって感じのあったかいところ。クラスが誇る「ごんちゃん」っていう楽しい曲があって、初めて聞いた時鳥肌が止まらなかった。打面で止まらず土の深いところまで届いていく丸い響きに惚れてしまって、ここへ来るべくして来たんだわって納得した。ここへ来ると祈りが息を吹き返す。ずっと大切にしたいね。
ファミマのピーチアールグレイティーフラッペとてもうまい!!
ももとミルクの組み合わせって奇跡よな。なんて可愛らしく溶け合うんでしょう。
読んでくれてありがと 2025.8.6 ZEN
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