🚑から🍻RTA in late summer 2025(for 20 days)
- 4 日前
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更新日:4 日前
ご機嫌よろしゅう ZENです
爪の間という間にメディウムが挟まったまま失礼します。
日記が途絶えていましたね。
この期間、タイトルの通りのRTAに勤しんでいました。
9/20夜の打ち上げをもってひと山越えたのでここを小休憩とし記録します。
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2025年ファーストサマー、私は作家業を軌道に乗せるべく ─実際軌道に乗るのは私の実体であり作家道はその軌跡を指すのであるが─ 地域に根付いたキュレーションプログラムに参加しました。
過去の活動から大切にしたい部分を選別、整理、言語化してより価値のある形で未来へ送り出す試みに、いそいそと取り組んでおりました。
実践的で刺激的な講義を受け、同世代の活躍しているアーティストの方々とお友達になり、めちゃめちゃ充実したプログラムでした。本当にご縁に感謝しかないです。
すると、全身全靈で取り組んだ私は休むことを忘れ、本業と作家活動のバランスなど取れるわけもなく、両手いっぱいの締切をぶちまけて倒れてしもうたわけです。
初めて救急車で運んでいただき人生の実績が一つ解除されました🔓
39度前後の熱が一週間ほど続き、こりゃ尾の長い熱中症だと感心していましたが精密検査の結果腸炎だそうで、ひたすらお腹と会話して食べられるものを探す日々を送りました。
10日で症状は収まりました。若いから放っておけば治るらしいです。放っておいて治るのは今だけだよとは祖母の談です。
ゴツゴツに痩せこけて出社したところ、可哀想に思った先輩がお昼に卵がゆをクッキングしてくださいました。ぶちまけた締切は先輩が綺麗に回収、見事に巻き返し納めてくれました。すごい。ずっと人間に恵まれています。
しかし倒れていた10日の間にやるはずだったキュレーションプログラム中間審査のフィードバックが何一つできていない、10日の間に間に合わせるつもりだった本業の作業のため休む訳にはいかない。
ZENちゃんは考えました。
今までこのようなピンチに置かれた時、どう乗り越えてきただろうか。
幾度となく経験した8月31日を思い出しました。自由研究と作文と読書感想文などの好きな課題だけ真っ先に終わらせ、調子に乗って算数を丸々一冊後回しにして、始業式3日前にその事実に向き合うかどうか悩み始め、1日前に向き合うことを決意した後どうしていたか。
正解は「日中に寝溜めして、日が暮れてから翌日の朝までラジオを爆音で流しながら【無】の状態で答えを写経する」です。
その精神状態には座禅に近いものがありました。そこには確かに「凪」がありました。
「凪」を発動したお陰で搬入に間に合った絵は、見ていて苦しくなるほど身体の限界が反映されたものになりました。B2を6時間で描いたのは受験用の石膏デッサン以来ですよ。
これも良い経験だと思えるほど大人じゃないので、額装してくださった店員さんの優しさに癒されてなお、ちゃんと下唇を噛み締めて枕を濡らしました。くやしいよう。

湿った枕も乾かぬうちに今度は最終報告会のプレゼン準備をしなければ。
でも本業の作業が優先ですので空き時間で組み立てるしかない。頑張りましたがやはり組み立てられなかったので、最終報告会の前日を休みにして準備に充てようと考えました。
しかし10日寝たきり生活を引きずって体力が0に近い状態での出勤後、久々の休日。
睡眠がバグるわけです。
まじで24時間寝ました。
起きて、時計を見たときの
「、?」
「??」
「???!!」
あなたは経験したことがあるだろうか?
夜中0時に寝落ちた次の12時が、何度外を確認しても暗かった時のどよめきを。
然して2度目の「凪」を発動した結果、この精神状態での攻撃であっても言葉には有効なようで、それなりに纏まりのあるカンペが出来上がりました。今はこれ以上の言葉を選べないと思えるところまで練りました。
言葉は妥協ですからしょうがない。これ以上選ぶと散乱してしまうぎりぎりを狙えれば、そこを正解と言っていいと思うんだ。

こちらにZENの作品コンセプトの紹介をまとめています。「波動絵」とはなんぞ?という方はぜひこちら覗いてみてね。🎊💗
そうして臨んだ最終報告会。
審査員の皆様の手厚いフィードバックを再び頂いたけれど、中間報告よりかなり改善点が具体的になっていて、ちゃんと学べたんだと感じられました。
終わって家に帰ってきて感じるのは
「たのしかったなぁ」
でした。
もちろんもっと出来るはずだったと不完全燃焼の感情もあるけど、やっぱり本氣でやりたい事を語り合って愛を論じ合ってお互いを尊敬したナカーマが存在するってことが何より嬉しくて。
打ち上げでお酒を飲んでいつもより少し声が大きくなっていた社長含め皆さんが愛おしくて。
皆さんの作家活動の今後の展望を聞いてるとどれも見てみたすぎる景色で幸せだし、きっとこれ程行動力と実力と愛のある人たちだから、その景色ばんばん経験していくんだろうなと容易く想像できるから、楽しい。安易に楽しい。
私はというと
・「行きつけの画材屋さん」を決めました。
・次に描く絵のためのお部屋大改造作戦が動き出しました。
・11月の稲作フェスに参加することになりました。
・クリエイターズマーケットも。
作家業を真ん中に持ってくるためにしっかりと働き方を変えていきます。
まじでビビってちゃダメだ。井の中の蛙になってはならない。身体を壊してからじゃ遅いんだ。私には私の才能とキャパと生き方がある。
ここまでやり切ったし本物の繋がりを得たのだから、修行だとか知らない世界を知ってからだとかそういう言い訳が要らなくなってしまった。
世界に保険をかけてから進む必要が無くなった。
社会経験という言い訳を捨てます。
ちゃんとアーティストになります。私のために。
以上、倒れてから希望と共に打ち上がるまでの20日間の記録でした。
新しいパラレルのあなたに乾杯𖤐 ̖́-🥂🍾🌈
読んでくれてありがとう♡
2025.9.20 ZEN

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