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てんてこの舞

  • 7月29日
  • 読了時間: 5分

こんにちは!ZENだよ!一週間更新できなかったのはてんてこてんてこ舞っていたからです。

まだ舞は続くけれど淡々とやっていこう。


  • インプットしてないなーという週


近くに山も海も川も土手もないとなると、美しさに出会える場所が美術館、動物園、水族館、神社仏閣ということになってくる。一人で電車にのって行くのはちょっと腰が重たいねぇ。日が沈んでから動きたいから遠くに行かなくなる。


今調べたんだけど9/27からレオナール藤田さんの絵画と写真展ですって!!!??こりゃめでたい。写真もみられるなんて!!



春に観に行った東京都写真美術館で鷹野隆大さんの写真が刺さってしまったのでその穴へサク、と綺麗に刺さり直すでしょうか。別方向から抉られてぐちゃぐちゃになってしまうでしょうか。たのしみ!!!!



  • 浴衣を着る機会とencounter


お爪もね、浴衣に映える夏らしいジューシーなピンクがいいな〜って思ったらぴったりなのをお勧めしてくれて、梅シロップのかき氷みたいな透け感のある爪にして頂いた🍧🍑₊ ⊹❀

めちゃめちゃかわいー♡

かわいーーーーーーー♡


すっかり顔見知りになった担当のお姉さん。来月で夢のためにここのお店からいなくなっちゃうみたいで、夢のことを話してくださった。

自分のお店をいつかやりたいんだって。ライブ前とかデート前とかにさくっと氣軽に寄れるネイルとお肌のサロンをやりたいんだって〜素敵。

私もそろそろ自立した作家になりたく、スタイルを参考にしたい人のホームページを真似してみたり、地域の若手アーティスト育成事業に応募してみたりギャラリーを調べたり、展示できる絵を描き貯めたりしてるけどいまいちパッと切り替わる想像ができなくて。今はあらゆる表現手段を柔らかくほぐしている期間だしこれはこれですごく楽しいけれども。

まだ何も始めてないけど、ゴールだけはしっかり描いてとりあえず辞めてみるとお話してくれたお姉さんかっこいいなーー!って感動したよ。


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※私ができる働きは溢れて止まらんくなった愛を転写してこの世にエコーかけてくことだけだからね。泥臭く演出する必要はないしだいたいの使命に関しては頑張ると遠回りだよ。

具体的な目標を思いつくたびに帰ってくるんだよ。



  • 小説は事実より地続き


書き溜めていた小説を混ぜ返すなどした。

プロット整理や時代背景メモのために「ストーリープロッター」というスマホアプリを5年くらい使っている。これは私のスマホの中でツイッターの次に長寿である。

プロットを色分けして付箋みたいに貼ることができるのが楽しい。思い浮かんだ気づきや触れたいテーマをセリフの形で書き殴ったものを後から見返して時間軸や場面ごとに色分けしていくんだけど、少年少女の日常会話なはずなのにまるで世界史資料集か形而上学の教科書を読んでいる氣分になる。

私は「小説」が好き。だけどたくさん読むものではないと思っている。

エッセイや歴史書や対談は頻繁に読むけれど、小説はそういうインプットとは全く別ものだ。年に2〜3回訪れる「心の余白に世界が足りない日」にだけは、下調べを十分に行い本屋さんへ赴き、おずおずといった姿勢で読ませていただく。

調べる際もタイトルや口コミでは選ばない。作者のことを知らずに友達が読んでいた小説を貸してもらったことがあって、日本語で書いてある他言語って感じで衝撃だった。なんか全てがフィットしない「逆テトリス」みたいだったの。外国語がわからない時と違ってストーリーの狙いはわかるから「あなたはそこに美しさを感じるのですね」っていう理解だけを重ねていく作業になっちゃって激しい寂しさを感じた。それからは必ずエッセイかブログか対談記事など、作者の方のキャラクターと物の見方がわかるようなものを読んで、「この人の書く小説を読みたい!」と惚れ込んだ作者の物語を片っ端から買って読んでいくスタイルでやってる。このスタイルで出会ったフィクション推し三銃士が三浦しをんさん、中島らもさん、西原理恵子さんだ。


フィクションはいろんな舞台でいろんな文体で、物語を違う色にする事はできるけど、なんだか抗えない力によって同じ匂いにたどり着いてしまうよね。私はね、今回の舞台が学校ってのも影響していると思うけれど、例えばこれが江戸の世のお遍路道中であろうと羊さんのわたあめ王国であろうと、決まって20世紀初等のドイツ教育の匂いが滲み出てしまうんだ。曇り空の下で矢車菊を育てる、木訥でやけに目力だけ籠っている、固く繊細な本の虫。

脳みそが人物の挙動にアクセスするための回路に大小様々なシュタイナーが詰まっているんだな、きっと。ここを解して教育の土壌を耕してはじめて動悸が芽吹き、人物たちの表情が膨らんでいく。

この匂いは問題提起だ。

「哲学と神学から教育学が弾き出されて分化してしまったあの時点をどうにかできないのか」と。

どうにもできなかったと思ってるんだねぇ。

繋ぎ止めた世界線を保存して、せめて小説の中では、教育や神さまや政(まつりごと)といった哲学の細分化を逆走してひとつの原子の回転を、波を、存在とした時の胸の安堵と感度を、全ての登場人物の拠り所にしてほしいのだ。

絵でぽやっとした顔して感情のみずうみを泳いだり虹の向こうのファンタジアを冒険していられるのは、教育学による教育に嵌められることのない世界線をこのように文字で保ち続けているからです。感謝して描こうな。


あとは途中まで作ってた曲の編成を変えた。

夜ご飯にかぼちゃとトマトを焼いたものをよく食べた。


来週は感動をテーマにみずみずしく生きてみようの週にします。

あと8/4にとっても嬉しいお知らせができるとおもう!♡


読んでくれてありがとう。みんなお水いっぱい飲んでね。


2025.7/28 ZEN

 
 
 

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