駆り立ててもらっちゃ困る
- 7月17日
- 読了時間: 6分
想像は感情の海の沈泥に触れることだ。浮世との境が分からなくなるほどの凪を、静寂をくれないか。というタイトル
ᖰ ᖳ☁️𓈒𓏸
初めて無線のイヤホン
これまでiPhoneを買った時に着いてくる純正の有線のものを持っていて、バッグの中で絡まるから出先で使うことがなかったの。
あんなちいちゃいもの着けて歩いてたらすぐに側溝なんかに転がりおちちゃうだろうと思ってなかなか手が出なかったけれど、都会では街ゆく人のほとんどが耳から何かしらをチョンと出しているのを見ると、すぐ慣れるし便利なのかなと思ってさ。
なるぞ!私も耳からうどん出してる人に!と勇気をだして買ってみた。
結果としては耳からうどんではなく紫のそら豆がはみ出してる人になってるんだけど、このそら豆わたしの生活を変えやがる。凄いやつだ。山椒は小粒でもピリリと辛いが、こいつも二粒で色んな効能がある。
まず移動手段が変わった。
そら豆を装着したいが為に2駅くらいなら歩くようになったし、歩いて通勤するために15分早く起きるようになった。
10分くらい歩く用事があってイヤホンを忘れると「もったいない」と思う。無機質な人間になったものだ……と肩をすくめかけたがいや、そういう事じゃないだろうとあたしゃ反論したいね。散歩で聴きたいカエルの声や野鳥の声、稲が風に揺れる音などの季節の癒し音が遠のいてしまった都会では、むしろ塞いでしまった方が有機的な音が聴けるんだし。無機物で無機質を打ち消そうと、若者は耳に各々の温もりを装着している。もう後戻りできないさ。電子媒体とともに森を目指そう。
それから、ラジオを聴く時間が格段に増えた。
AM,FM問わず色んな地元のラジオを聴いて育ち、小学生の時には親の携帯からお便りを送ったしパーソナリティの方のサインをもらったことがあるくらいラジオ漬けの青春を過ごした。あの頃に戻りつつある。イヤホンがきっかけでradikoとArtist spokenのアプリを入れたのと、YouTubeのネットラジオを聴くことも多い。お氣に入りのラジオは
・Artist spoken 「禾厶と糸吉」
・「まこばやしの塩で行くラジオ」
・もののけさんと二階堂さんの「ラジオ電気」
・オモコロネットラジオ各種
こう見ると男性性ばかり摂取しているな。noteで購読してる日記も男性のものばかりだ。でも自身の生活の扱いが水すぎるし月すぎるから人の生活でバランス取ってるのかも。
あと電車とかでイヤホンをすると氣づくことがある。みんなが耳からちょっと出してるイヤホン、何のためにチョンとタグみたいに間抜けな感じで出てんのかなと思ってたけど、あれは今ここに100%でいないですよという表示なんだな。
ここ空けてるから、何かある時は呼んでねと。
実際耳に物が詰まってると皮膚からアストラル体の辺りまでのシナプスに満ちていた意識がスカスカになる。留守だから戻ってくるのにエネルギーいるからそこんとこよろしくという暗黙の了解が、特に若者同士の間にはあることが分かった。これを知ってからイヤホンに着目して街ゆく人の意識をみるのが面白い。あの人は目を合わせれば氣づいてくれそうだな、あの人は声掛けないと戻って来なさそう。イヤホンをしてる時の反応から、人の世界線の飛び方(現実化)のポテンシャルがある程度分かりそう。
在りし日のサムライのようにオーラや瞳の動きを観察しなくとも、相手の氣の張り様が分かるツールが出てきたというわけよ。
言葉の意味のソース 言語にも次元があるということ

この絵は太陽系の星について調べている中で感じたことだ。
情報を交換する惑星たち。地球が発する言語の何割くらいが、地球人の語彙に変換されてるのだろう?5次元の言語は数字だという。ここから感じられる数靈は氷山の一角なんだろうな。すごく氣になったからこのテーマでもっと描いてみよう。
🦷💉◝✩˚🦷🦷🦷🪑
週一で歯医者さんいってる
何を隠そうこの私、これまでに通った歯医者さんは数知れず(いやうそ。両手には収まるくらい)、時にはクチコミで知った知る人ぞ知る地元の歯医者さん、時には大学病院と、色んな歯医者さんにお世話になってきたプロの歯患者だ。
実家を離れてやってきた縁もゆかりも無い土地だって、行きつけの歯科医院が決まれば都。
フーンこの歯医者さんは受付の方がにこやかですこと。あらレビュー投稿でマウスウオッシュをプレゼント?氣前がよろしいこと。
などと軽やかな足取りで新しい歯科通いを楽しんでいます。
万年むし歯マンじゃないんだ。
私、頭蓋骨が、たぶんシリウスの血が強い関係で頭の横幅がでかくて顎が尖っていて、こういう形してるのね。

(↑シリウス星人についての記事。良いバランスで客観的で読んでて嬉しかったのでシェア)
で、あごの小ささにも関わらず普通サイズの大人の歯がいっちょ前に装填されているわけで、もちろん出場を控えていた全ての歯が舞台に上がることはなかった。
本来発射されるべき位置に別のヤツがいて困惑して迷子になっちゃった永久歯を引っ張り出したり、押し出してもらえなかった乳歯を連れ出してあげたり、出遅れて席が空いてなくて迂回を試みた結果逆向きに戻ろうとする永久歯を救い出したりするために何度も麻酔を打った。
麻酔、好きなんだよねぇ。
なんかこうやってひとつひとつ感覚を手放していけばいいのねって安心するんだよねぇ。
💎✮*。゚
ネックレスが纏うものをほしくて
ネックレスを買いました。
gems of belleというお店で。
ゴテゴテした重たそうなやつ、着けたくて。
この子が来てくれたらせっかくだしお洒落して一緒に街へお出かけしたくなるかな。一緒にお出かけしてくれる人も現れるかな。
最近欲しいものがなくて、欲しいものを欲していたところがある。そこへ飛び込んできて手を引いてくれたおしゃまな子だ。
お試し期間が終わって「仕事」がわたしの本チャン部分に入ってきてから、技術以外のところに欲が散らなくなったかも。
ただイラストがうまくなりたい。絵画でやらない部分をやってみたい。
細かく言うなら光をもっとこう……青春ぽく捉えたいというか、下からの青い反射光を敏感に捉えられたらもっと世界に手っ取り早く奥行きが出るんとちゃいます?という浅い展望というか。
照れて誤魔化すことなくひかりの中を揺蕩うクラゲをモチーフに選べる「力」というか。
もっと奥を言うなら己の冷笑に億さず真正面からpoemを詠みたいというか。
強いていえばルーティン化された暮らしが欲しいかも。毎日の暮らしの中に確実な安寧が欲しい。それも私が定めたやつじゃなくて誰かと共になんとなく決まっていくやつ。俺たち集まる時いっつもここだよな。みたいな!!次の日早いのにみんなで深夜までだべってゲームしてさ、何やってんだろうね。みたいなやつ!!!!
体力ないからそれは無理だけど。ネックレスを買った私が欲しかったのは絆なんじゃなかろうか。
エモは恥ずかしくない。
居酒屋でファーストポテトは恥ずかしくない。
言っていこう。言えるのだから。
2025.7.16 ZEN




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